心因性視覚障害とは、目の機能に異常がないのに、視力が悪くなってしまう状態です。その原因は、心理的なストレスです。つまり、心理的なストレスから視覚に異常が起こった状態を、心因性視覚障害と呼びます。
発症しやすいのは子どもで、小学生によく見られます。また、男女比で言うと女児のほうが圧倒的に多く、その数は男児の3~4倍といわれています。特に、小学校高学年の女児に見られる病気です。本人が見えにくいと自覚している場合は少なく、学校の健康診断などで発見されます。
心因性視覚障害は視力低下だけではなく、視野が狭かったり、色を見分ける能力が低下しているなど、広範囲にわたって症状が出ます。人によっては、奥行きを感じにくいと言う人もいるようです。症状の特徴は、視力測定のたびに数値がバラつき、メガネなどによる矯正でも視力がよくならないことです。
心因性視覚障害の原因は、心理的なストレスです。肉親の死や兄弟の比較、転校、いじめなど、子どもは大人が予想する以上にストレスに囲まれて生きています。そのため治療の際にも、まずは心理的なストレスを軽減することが重要です。
子どもの話を黙って聞き、不安を与えないようにしましょう。暗示療法といって、度が入っていないメガネをかけさせて、子どもを安心させる方法もあります。
心因性視覚障害が疑われる場合は、心療内科などに足を運ぶのもひとつの方法かと思います。
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