弱視と視力低下

子どもの視力低下のひとつに、弱視があります。弱視とは、どんなものなのでしょうか。ここでは、弱視について紹介したいと思います。

弱視は非常に視力が弱い状態で、メガネやコンタクトレンズで矯正できないものをいいます。メガネやコンタクトレンズで矯正できるものは、弱視とは呼びません。

弱視には、2種類あります。ひとつは、社会・教育的弱視、もうひとつは医学的弱視です。

社会・教育的弱視の原因が眼の病気にあるのに対して、医学的弱視は幼児期に斜視などがあり、発育が抑えられたためになると考えられています。矯正視力が0.3未満だと、弱視教育の対象になります。

社会・教育的弱視を防ぐ方法はあまりありません。眼の病気が原因となっているので、眼病予防がそのまま弱視予防となります。

一方、医学的弱視は生後ある期間まで、適切に視覚刺激を与えることで十分防ぐことができます。屈折異常の弱視の場合には、視力の改善が望めます。弱視の治療は、低年齢から始めることが重要とされています。

一般的に、10歳までに視力の発達は止まると考えられているので、弱視がわかったら早めに対処するとよいでしょう。弱視治療は、主にメガネによる矯正です。治療期間はその子の目の状態にも寄りますが、短くても1年はかかるといわれています。

子どもがものを見づらそうにしているな、と思ったら眼科を訪れてみましょう。

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