赤ちゃんの視力

生まれたばかりの赤ちゃんの視力は、ほとんどありません。新生児の場合は視力は0.02前後、2ヶ月児でも0.05前後と、強度近視の人と同じような視力です。

しかしながら、ものの見え方に関しては、近視の人と赤ちゃんでは大分違ってきます。赤ちゃんの場合は、全体的にものがぼやけて見え、あまり立体的にものを見る力がありません。一方、近視の人は、ものがぼやけて見えるのは同じですが、物自体を立体的に見る力はあります。

とても目の見えづらい赤ちゃんですが、生まれつきものを識別する能力は持っています。アメリカで行なわれた実験によると、赤ちゃんは動きのあるもの、刺激のあるものを好むということがわかりました。目があまり見えず、ぼんやりした視界の中でも、物を選び取る力は備わっているようです。

また、4ヶ月を過ぎてくると、赤ちゃんの視覚は大人の視覚に急激に近づきます。右目と左目で、それぞれものを見る力がつき、立体的にものを見ることもできるようになります。以前と違って、空間が3次元で認識されることにより、ものや人のイメージがよりリアルに培われます。

赤ちゃんの視力が、ほぼ完璧に大人の視力のようになるのは、6ヶ月を過ぎた頃だといわれています。赤ちゃんの視力はその後順調に上がり、3歳から6歳で1.0程度になることが予想されます。

赤ちゃんの視力を順調に上げるためには、ほどよい刺激を与えることと、視力が順調に発達しているか確認することが重要です。

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